詐欺。

保護された犬や猫。
保護されたから、生まれも育ちもわからない・・・・・はずなのに、生年月日や犬種が分かっている犬や猫。
もちろん、実際に飼っていた心ない飼い主からの引き取りもあり、その場合は誕生日がわかるとか犬種がわかるとかありますが。


いま、犬や猫の保護団体で注意を促しています。

あるペットショップで「保護犬の里親を探します」と言って紹介している子犬や子猫について。

そこでは、HP上で生年月日や犬種が記載されている。
上述のように、飼い主からの引き取りならそれもありえるけど、いくつかの店舗で同じ誕生日、犬種が「保護犬」として紹介されている。
無いとは言い切れないけど、本来あまりないケース。
それもたかだか生まれて２か月満たない子犬。
雑種ではなく、れっきとした犬種が分かっている状態、となると、考えられるのは「保護」ではなく、例えば正式なブリーダーさんからではなく、個人が繁殖させた子犬を「保護」と偽り、諸経費（ワクチン代など）の負担と称してお金をもらう「販売」をしているではないかということです。

それと、保護されたということから「動物愛護法」に縛られなくなり、（本来、生まれて一定の期間は親から離してはいけないことになっていて、いまはその期間を８週にしようとしているところ）「動物愛護法」対象でないと、生まれてすぐに売買が可能になるんです。
店舗で飼育している間にかかる原価を下げようとしてるとも考えられる。

その店舗の系列店は全国にあり、うちの近くにもあります。

保護犬を引き取らなかった私が言うのはおこがましいのかもしれないけど、うちにワンコを迎い入れるときにいろいろ調べ、その時評判がすごく悪いお店だったから近所だけれど近寄らなかった。
HPをみたときに「他店と比べて一番安い」という書き方をしていて、すごくイヤだった。


でも、これから犬や猫を飼おうと思っている人で、こんな詐欺が行われていることを知っている人は少ないと思う。

だから、知ってほしい。詐欺にあわないでほしい。


良ければ、NHK　BSで放送される「家族になろうよ」を見てほしい。